結論から言うと、エネルギーの枯渇感は糖質不足の可能性が高いことが分かりました。
なんかこう書くと、当たり前の話ですけどね。
健康情報追ってると、
「空腹にせよ!」
「糖質制限!」
みたいな話にも出くわすんですよ。
単なるカロリー不足なら、脂質やタンパク質でも補えるはずですが、どうやらそれじゃダメっぽいんでよねぇ。
「空腹はトモダチ!」としてきた水嶋ですが、一度疎遠になる必要があるようです。
ちなみに、水嶋の食事スタイルは、
水嶋は朝あまり糖質を摂らず(プロテインメイン)、
間食(バナナやナッツなど)して、
夕食(普通に食べる)っていう感じです。
いや、それじゃ足らんだろ!
って思われるかもしれませんが、体が正常なら案外大丈夫なんですよね。
8時間断食もやってきたし、今よりもっと糖質摂ってなかったときもあった。
その頃、「スーパーハイパー絶好調だったか?」と言われるとビミョーですが、その前よりも効果があったからやっていたわけで・・・。
今おそらく、副腎疲労気味で、この状態だと頻繁に食べた方がいいみたいなんですよね。
だからあなたが
ずっと疲れ気味で・・・
体ダルくて・・・
寝ても疲れが取れなくて・・・
と思っているならきっと参考になるはずです!
嫌じゃないですか、ため息をつくような毎日を送るの。
直せるならこの体質を直してエネルギッシュにハツラツで過ごしたいじゃないですか!
なんで俺だけ・・・って。
アイツはあんなに元気なのに・・・って。
少なくとも水嶋はそう思ってます。
なにくそっ!!って。
一緒に万年低エネルギー状態を脱しましょう!!
Contents
元気に過ごせるかは血糖値にかかってる
そもそも元気ハツラツで過ごすためには、血糖値の安定が大事です。
血糖値というと、
「高いと問題だ!」
「血糖値スパイクに気をつけろ!」
といろんなところで言われてるので、聞いたことあるんじゃないでしょうか。
血糖値はその名のとおり、
血液中の糖の値です。
おやつにお菓子を食べると血糖値がグン!と上がるのは、
お菓子がたっぷりの糖でできてるから。
グン!と上がると体は「ヤバい!」と思ってしまい、急いで下げようとします。これが血糖値スパイク。
お菓子食べてすぐはハイになるのに、すぐに眠くなるのは血糖値スパイクによって低血糖状態になるからなんですね。
だから血糖値は、ジェットコースターのように急上昇・急降下じゃなくて、山や谷の無いなだらかな線がいいんですね。
つまり、日中エネルギッシュに過ごせるかどうかは血糖値が大事なのです。
低血糖だと体がダルく、動きたくなくなる
血糖値スパイクで見てきたように、低血糖状態だとエネルギーの不足を感じます。
「ここ最近の水嶋は低血糖だったんだな」
と”つゆしみしみ大根”のように身に染みているので、よーく分かります。この感覚が。
体がだるくて動きたくない・・・。
行動を起こすまで時間がかかる・・・。
頭が思うようにはたらかない・・・。
(血糖値スパイクで低血糖状態だったわけではありません。それは後々解説します。)
だからごはんを食べる。
そうすれば血糖値は上がるから。
血糖値が上がれば元気になる。
でも血糖値スパイクになると、すぐに低血糖状態になってしまうから
「血糖値の上昇を防ぐために野菜から食べましょう!」
「GI値の低いものを食べましょう!」
「丼ものではなく定食を!」
とか言われるワケです。
そうやって血糖値をキープすることで、気分の波がなく快調に過ごせるのです。
だからみんな血糖値血糖値言ってるんです。
実際、エネルギー補給すると元気になりますし、集中力が回復します。
ただ・・・。
ヘロヘロHSP男の問題は夜、寝てるときなんですよ。
・・・勘のいいあなたなら気付いたかもしれませんね。
そろそろ核心にせまっていくので集中してください!
ヘロヘロHSP男と血糖値と副腎
そう。
寝てたらご飯食べれませんよね。
1,2時間ごとに起きて食べるなんて無理ですよね。
じゃあどうするか?
なんと、ごはんを食べなくても糖をつくり出す機能が僕らの体には備わってます。
スゴくないですか?僕らの体。
肝臓に貯蔵されたグリコーゲンから、糖を生み出すのです。
ただし、この機能。
ヘロヘロHSP男は、正常に機能してない可能性が高いと見ています。
なぜなら、ストレスで副腎がヘトヘトになっているから。
糖を生み出すには、コルチゾールというホルモンが必要になるんですが、
コルチゾールをつくるのは副腎なのです。
副腎が疲れてたら上手にコルチゾールがつくれないというワケ。
コルチゾール・・・聞いたことあるんじゃないですか?
そう、これはストレスと戦うためのホルモンでもあるんです。
・・・見えてきたんじゃないですか?
不安を抱きやすく、そして増幅しやすいHSP・・・ストレス負荷がよりのしかかるのは言わずもがなでしょう。
それゆえ何回も、それに大量のコルチゾールを出していたら・・・?
副腎がヘトヘトになっていくのは、火を見るより明らか・・・ではないでしょうか。
きっとあなたの副腎もひっきりなしにはたらいているはずです。
副腎は強靭な臓器ですが、それでも無尽蔵ではなく、
長期的なストレスによりヘトヘトになっていくのです。
つまり、副腎が疲れている状態だと糖をつくり出す力はとても弱くなっているということです。
この状態は睡眠の質をゴリゴリっと下げてしまうのです。
夜間低血糖は眠りの質を落とす
ヘロヘロHSP男は副腎が疲れ、糖の生産力は落ちている状態。
この状態だと具体的に何が問題なのでしょうか?
それは
夜間低血糖になる
ということです。
寝ている間は何も食べられないので糖を体に入れられないし、糖の生産力も落ちてる。
それじゃあ血糖値は低くくて当然だと思いませんか?
それでも0にならないのは、副腎が杖をつきながら頑張っているのとアドレナリンが代わりをするからです。
アドレナリンって興奮状態に出るものですよね。
ハイで疲れを感じないとか、痛みを感じないとか。
そんなのが寝てるときに出てて、良質な睡眠ができると思いますか?
だから、この夜間低血糖は
夜中何度も起きてしまう・・・
眠りが浅い・・・
朝起きられない・・・
といった原因になってしまうんです。
水嶋もここ最近眠りの浅さを感じていました。
スマートウォッチの睡眠スコア・体力回復具合も悪かったですし。
睡眠は体を回復させるのに超重要なのは言うまでもありません。
特に、防御力の低いHSP男ならなおさらです。
ヘロヘロHSP男が間食した方がいい理由
ここでようやく話が最初に戻ります。
夜間低血糖になるからこそ、日中空腹時間をつくらない方がいいのです。
ちょこちょこ糖質を補給して副腎の出る幕を無くした方がいいのです。
日中に、疲れている副腎を極力にはたらかせないために。
「副腎さんは休んでいてください」と言わんばかりに日中ちょこちょこ食べて、食事で血糖値をコントロールしておいて、寝るときに「出番ですぞ!」と、副腎にはたらいてもらう。
アドレナリンは極力引っ込んでおいてもらうことで、睡眠の質が良くなっていきます。
実際水嶋も、
- 空腹時間をつくらない
- 糖質をちょこちょこ(2時間おきぐらい)補給する
ことで睡眠の質がグッと良くなるのを実感しました。
起きたらいつもより体が軽くて「おぉ・・・」と感激しました。
きっと副腎が仕事してくれたんだと思います。
「寝る前に炭水化物摂ると、睡眠の質が良くなる」
みたいな話もありますが、これは、
超ストレス社会の中で
誰しもが大なり小なりストレスを受け副腎にダメージがあり、
糖質を摂取することで副腎の負担を減らせる
ということなのかもしれません。
あ!
言い忘れるところだった。
ちょこちょこ食べる必要があるからと言って、間食にお菓子はダメですよ!!
たまにとか、少しならいいですが、いっぱいはダメです。
血糖値スパイクになりますよ。
エネルギー枯渇気味だと、お菓子食べがち。
体が甘いものを欲しがるから。
お菓子やエナドリ飲んで、一瞬元気でるんだけど、また逆戻りするみたいな。
そしてまたお菓子食べて・・・みたいな血糖値ジェットコースターやってます。
これ、逆効果ですからね。
だから間食にはナッツとか、フルーツとか、ダークチョコレートがオススメです!
副腎はHSP男にとって超大事な臓器
間食するのは、睡眠の質を改善するためだけじゃありません。
副腎を労わるためにも超大事なのです。
もう一度言いますよ?
副腎を労わることは超大事です。
だって、日中空腹状態をつくったら副腎にはたらかせるってことですからね?
既にヘトヘトな副腎にムチ打って「はたらけ!」って言ってるようなもの。
まるでブラック企業の社長です。
日中の糖質摂取は、副腎をいたわるということです。
途中登場したように、コルチゾールはストレスに対抗するホルモンでもあるんですよ??
そのコルチゾールを出すのが副腎です。
副腎が疲れてしまったら、ストレスに負けて体に不調が出てきます。
それがHSP男のコンディション不良の大きな原因だと考えています。
僕らは、「これが体質なんだ」と思ってしまいがちです。
このダルい体がデフォルトなんだと。
ずっとそうだったから。
だから一度、副腎疲労を疑ってみて欲しいんです。
水嶋は副腎疲労が起こす症状に首がもげるほどウンウンうなずいてしまいました。
体内で大活躍しているのが副腎です。
副腎は「沈黙の臓器」と呼ばれ、問題があっても明確な症状として表面化しません。
だから気づかない。
病気ってほどでもないから、自分の体質なんだと思ってしまう。
ある意味、症状が中途半端ゆえに原因が特定しづらいのです。
だからHSP男の苦しさは曖昧なまま。
さらに症状が重症化しても、うつと誤診されることもあるのです。
副腎疲労の症状はうつの症状と似ているからです。
うつと思っていたら副腎疲労だったっていうのはよくあることなのだそう。
だからあなたのコンディション不良も副腎疲労のせいかもしれませんよ?
いいですか?
まとめますね。
ヘロヘロHSP男は副腎疲労の可能性が高い
→副腎がヘトヘトだと正常に機能せず夜間低血糖になる
→夜間低血糖になると睡眠の質が落ちる
→と同時に副腎にさらに負荷をかける
→副腎はストレスと戦うための臓器なのでストレスに対応しきれなくなる
→不安や焦りに押しつぶされる
→体がダルくなる、動くがおっくうになる、やる気が無くなるetc・・・
だからこれを回避するために、空腹にならないようちょこちょこ食べることが大事。
空腹になると副腎が糖をつくろうとするから。
まずやるのは間食をして空腹をつくらないようにすること。
そしてお菓子やエナドリじゃなくて、できるだけダークチョコレートやナッツ、フルーツにすること。
OK?
水嶋はバナナや70%以上のダークチョコレート、アーモンド、くるみ、カシューナッツをよく食べてますね。
家ならリンゴとかブルーベリーとかも。
余裕があれば、じゃがいもやサツマイモふかしたりとかかな。
ポイントは質の良い炭水化物です。
糖質は即エネルギーになるから。
副腎が疲れている状態だと、この「即エネルギー」が大事なんです。
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