もう最近は、ツイッターやらインスタやらフェイスブックなどのSNS、YOUTUBEなどの動画サイト、無料でアクセスできるネットコンテンツが充実しすぎていて僕たちの集中力をどんどん奪っていきます。
ちょっとヤバくないですか!?
本当に取り組むべきことに取り組めず、ただただ時間を湯水の如く浪費しています。助けて下さい。最近ではひょんなことからVtuberなるものにハマってしまいました。彼女たちは普通に生放送なんで、ひとつの動画で数時間とかゴロゴロあるんですよ。キリが無い、キリが無い。
ちょっとマジで人生終わる・・・と思って中毒克服しなければと思ったワケなのです。
振り返ったら、YOUTUBE見てた時間後悔すると思う・・・って心の中では分かっているものの止まれない。理性でブレーキかけられるものじゃないんですよね。アニメとか漫画も止まらないタイプです。続きはどうなるんだろう?と好奇心を煽られると止まらないタイプです。好奇心くすぐられるとコロッと逝きます。
そういう想像力豊かなタイプとか、脳内の刺激が好きなタイプはこういう傾向があるんじゃないでしょうか。その代わりメシにはあまり頓着が無いです。わりと質素でもイケます。実際やってた時期もありました。
だからこそ!!
自分の人生の舵を取り戻すために、泣く泣く決行することにしました。
あの・・・・。
漫画の続きを無限に読み続けられる時間は愛おしい。
アニメの続きが無限に最終回まで再生され続ける今の動画サイトは神。
好奇心の向かうまま動物のようにオススメ動画をむさぼる時間はまるで体温と同化した温泉だ。
しかし。
男にはやらねばならぬときがある。
Contents
SNSはいいの??
「SNSは克服しなくていいの??」
と、心の優しいあなたは思われるかもしれません。
でも心配ご無用。
僕はSNSはほぼやってないんで、SNS中毒ではありません。(と、友達が少ないからじゃないんだからねっ!)今はYOUTUBEオンリーと言っていいでしょう。手持無沙汰感を感じるといつの間にかYOUTUBEを開いている。あまりに僕の日常生活に溶け込んでしまっている。それがYOUTUBEです。
では、克服一日目。
とても大きなことが分かりました。
中毒克服一日目。心を観察してみた。
「見たい、見たい、見たい、見たい。」
リンゴ不足のリュークのように体がどうしても欲している。ワケも分からず欲する。ただただ欲しい。明確に何が見たいとかじゃない。とりあえず見たい、YOUTUBEを開かせてくれ、と脳が指示するのが中毒であり、禁断症状です。
いつもは「見たい」と言う気持ちが顔を出してからノータイムで開いていましたから、禁断症状に気づくことが出来ませんでした。しかし制限することで、内なる声を檻の中に入れた動物のように外から眺めることが出来ました。
この一日目は、何かものさびしく頭の中をうさぎのようにぴょんぴょんとYOUTUBEが駆け回っており、大変でした。ちょっとだけ禁煙する人の気持ちが分かった気がします。
ただ、一日が過ぎると禁断症状は弱まるのを感じました。
ものさびしい気持ちを紛らわせやすくなったのです。
ぴょんぴょんはねていた頭の中のYOUTUBEも大人しくなりました。
中毒克服開始前、
成功させるために僕はざっくりとした戦略を立てました。
僕はお菓子克服も達成しておりまして、それを転用することにしました。
中毒克服前夜。成功させる戦略を練る。
と言ってもそんな仰々しいものではありません。
少しのルールとYOUTUBE不足による寂しさを紛らわすための代替案をいくつか持っておくことでした。
自分史を振り返ってみると、一気に変えようとすると失敗してすぐ元通りになるというのは鉄板パターンでした。ガラッと変えようとして成功したためしがない。それは心理学的にもよく言われることです。
だから、完全にYOUTUBE断食することはしませんでした。
というかむしろ、YOUTUBEで学んだり、リラックするために環境音BGMもよく聴くので、支障が出てしまいます。だから制限することにしました。
- 好きなものを見るのは夜の一時間だけ。
- 我慢できなくてもせめて二時間。
- それ以外の使用はBGMなどの使用に留める。
それまでは隙あらば開いてVtuber見てましたから、これでもめっちゃ進歩なんですよ。
ゆるいぐらいでちょうどいいんです。やり過ぎると今の安全な状態に留まりたい、変わらなくていいじゃんよーっていう人間のシステムと正面衝突してオジャンになりますからね。
そうやってお菓子も倒しました。
めちゃくちゃお菓子好きだったんですよ。
ご飯よりお菓子が好きだった。
それでも一日一袋+αくらいは食べてました。もちろん、我慢してこの量に抑えていました。
そんな僕がどうやってお菓子を倒したかと言うと、テクニックは色々ありますが主に代替法ですね。お菓子から健康的なナッツやダークチョコレートに変える。そしてどうしても我慢できないときは思う存分食べるっていう。ストレスで我慢が決壊して一日にさやえんどうとポテチを食べる暴走したこともありましたが、満足感と罪悪感から翌日から我慢できました。
要は、「代わりを見つけガス抜きをする」という簡単な話です。それを続けていると、いつの間にかお菓子を食べなくなっているものです。今では、ダークチョコレートを数パキ食べれば大の甘いもの好きも満足するようになりました。多分これを聞いたら友人はびっくりすると思います。そのくらい甘党でしたから。今でも好きですけどね。あと、「食べてはならない」ってするとストレスが溜まるので、食べるときはハーゲンダッツにしようなど高いものにするといつの間にか我慢していますね。ダチョウ倶楽部の絶対押すなよの心理法則(抑制されるとしたくなる)も働かないですしね。
出来るだけ心理負担をかけないのがタウ流です。
さて。
YOUTUBEを何に代替させたかと言うと。
リストを作りました。
- 本
- 筋トレ
- 料理
- 掃除
- 片づけ
- HIIT(ハードな短い運動)
- ストレッチ
- 瞑想
- 勉強
- 散歩
- 映画
代わりは出来るだけたくさん持っていた方がいいと思ったので、頑張ってひねり出しました。また、それぞれやるメリットを明確にしておくと自分の動機付け&より気を逸らせるのでオススメです。
例えば、ストレッチを取ると。
体を伸ばすことでリラックスする効果がある。力の加え方を変えれば、刺激が変わり自分の体を知るきっかけとなる。その結果体が柔らかくなれば、可動域が広がり、今まで出来なかった動きが出来るようになり可能性が広がる。また、関節を整えることで脚がキレイに整う。さらに・・・
ちょっとキリが無くなるのでこんな感じですね。
そして映画ですが、「ちょっと危ないんじゃないの?」と思われるかもしれません。しかし、映画は終わります。続きが無いものがほとんどです。それでも二時間持ってかれるので、最終防衛線的な感じですね。ガス抜き手段と、ハーゲンダッツ的な位置づけです。
代替案を豊富に持ち、制限はゆるゆるにする。
これが変えるときのMyお作法です。
今4日目なんですが、イイ感じです。
まだYOUTUBE開きたい欲はあるものの、以前より見なくなりました。たとえちょっと見たとしても、「ヤバい!」と思ってダラダラ見ることなくシャットアウトすることが出来るようになっています。
「人生の舵を取り戻す」とキザなことを言っていたが、実を言うと・・・
幸福感を得たかったからです。
やや無気力気味で、何かをしたいという気にもあまりならないんです。欲を出来るだけ消そうとしていたので、その結果かもしれません。
ただ無気力なだけならまだいいんです。なんかメンタルまでじわりじわりと悪化しているのが問題でした。
このまま感情に流されていったら、抜け殻のままドンブラコ、ドンブラコと行き着くとこまで行きかねない!と、行動を起こすようになったのです。
「YOUTUBEから距離を置く」
のもその一環としてやりました。
YOUTUBEはメンタルを悪化させている原因だと感じたからです。集中力や時間を奪うから、「一日何やってんだ・・・」って少なくとも僕はそう思ってしまうのです。これは良くない。それをリピートする毎日は、元気な人間が送る生活じゃないと思ったのです。
そして、集中力は・・・。
取り戻しつつある・・・のではないでしょうか。
まだ完璧に克服できたわけじゃないです。
誘惑もあります。
でも、時間が増えたように感じるのです。
これは初日から感じることが出来ました。
頭をネット世界やSNSに浸していると、時間が短く感じると言います。あなたも一度くらいは聞いたことあるのではないでしょうか??
ネット世界は注意を切り替え続けます。次から次へと気を引く画像、記事、言葉によってずっと何かを気にかけているような状態、何かを探している状態に陥ります。それがマルチタスクを引き起こし時間感覚を狂わせるのではないでしょうか。ひとつにじっくりと集中して取り組むのがしんどくなっているのを自分でも感じます。
だからこそ、その流れを断ち切り、長い線として時間を感じてみる。みじん切りにするのではなく。つまり、「ひとつのことに集中する」というシンプルなことです。
僕の場合、YOUTUBEを断つことで、ひとつをじっくり行う環境ができました。YOUTUBEを流しながら何か作業するのが当たり前になっていましたからね。
最後に。
今は誰もがネットに時間をこま切れにされ、ゆったりと時を感じることが少なくなっています。生活を豊かにする便利なものが生まれているにも関わらず、時間は減っているように感じ集中力もじわりじわりと奪われているのです。
これでは本末転倒です。
今こそ自分の時間を取り戻し、本当の意味で人生に活力を与える決断をするときなのかもしれません。
人間の体は思っている以上に原始的で、テクノロジーに適応するには時代の変化が早すぎます。それならば、僕らが自分の体の舵をしっかりと握り自由自在にコントロール出来るようになるしかないのではないでしょうか。
最後に。
YOUTUBE制限のきっかけをくれた動画を紹介します。(ラストでYOUTUBEかよ!!)
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